先天的に電気異能を持っていた。電池やコードを口に含んでは家族をはらはらさせていたが、実際はほとんど無害(感電的な意味で)
<小学生>
至って普通の家庭に育ち、至って普通の学校に通っていた。
クレヨンや絵具をべたべたぐりぐりと塗ってひたすら遊んでいた教室引きこもり少年。
本人は至って楽しかったので、ぼっちでも全然気にしてなかった、むしろ周りの友達は眼中になかった様子。
<10歳>
クレヨンや絵具が勝手に増えているという怪奇現象が起こる。(=物質精製異能)
相変わらず興味が無かったため、見せびらかすこともせず、
ただ色がいっぱい使えるようになったとすんなり受け入れていつのまにやら使いこなせるようになった。
<13歳>
美術に強い興味を持ち、デッサンや彫刻を体験していくうちに、桁外れた想像力と造形センスが開花。
美術の予備校のアトリエに居させてもらえるようになる。
<14歳>
ある日のデッサンの特別講義のモデルの女の子が抜け出して緊張して表情が固まっているのを見つけて、
何と無しに飴を精製してあげた後のびっくりした女の子の表情の変化のが楽しく思えて「その顔の方が良い」と笑った。
ちなみにその後完成させたデッサンは、そのときのポージングでなく飴をあげた時の女の子の姿だったとか。
再会した女の子はずっとうつむいて重い表情から全く変化がみられなくなっていて、包帯を取ったら少しは表情が変わるかと思ったけど、
さらに重い表情になるだけで何も変わらなかったので、「きもちわるい」と端的に言ってしまった。
火傷がどうとかそういうのはどうでもよかったというか気付かなかった。
その後のスズの記憶には女の子の事はほとんど残っていない。
<高校>
予備校のつてで美術高校に進学。
小中と違い、制作等で気が合う友人が多少でき、ほとんど受け身ながらも交友関係ができてく。
ほとんど高校のアトリエに引きこもって製作の日々。
<大学>
就職を希望する両親に言われて工業大学に進学。
機械の魅力に目覚める。
就活サボって家族にガチギレをくらい、だめもとで受けてこいって言われて受けた警察試験に合格。
<23歳>
警察のサイバー対策の方で異能使って好き勝手に仕事やってたら異庶務に引っこ抜かれた
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